会社設立にあたり、まず考えるのは会社の種類です。
会社には、「株式会社」・「合同会社」・「合名会社」・「合資会社」の4種類が存在します。
一般的に会社を設立する際は「株式会社」か「合同会社」のどちらかが選ばれます。
なぜなら、現在日本に存在する会社の内、ほとんどの企業がこの「株式会社」か「合同会社」で企業経営をしているため、社会的な信用度が高いからです。
そのため、銀行からの融資が受けやすく、会社運営の資金をより多く得られるため「株式会社」か「合同会社」が選ばれるのです。
また、株式会社と合同会社は「有限責任」である一方、合名会社と合資会社は「無限責任」となるため、起業の際には選ばれないことが多いです。
「有限責任」とは、会社が倒産したときなどに、会社の債権者に対して出資額を限度として、責任を負うということを意味します。
つまり、会社が倒産した際に、出資者(例:株主)は出資した分の金銭(例:株式)は消滅しますが、それ以上の損失に対する責任は一切ないということです。
一方、「無限責任」とは、会社が倒産したときなどに、会社の債権者に対して負債総額の全額を支払う責任を負うことを指します。
つまり、会社がすべての債権を払いきれない場合は、無限責任を負う者は個人の財産をもち出してでも弁済する必要があるということです。
こうした違いが、会社の種類によって存在しており、会社設立の際には確認しておく必要があります。
そして、実際に設立する会社の種類を決定した後に、必要な手続きをとっていくことになります。
起業する会社の種類によっては掛かってくる税金の額も大きく異なります。
また、起業した後も、会社運営において税務は重要な問題です。
そのため、会社設立の段階から税理士に相談しておくことで、設立後の複雑な税務問題を簡単に解決することができます。
EMZ総合会計事務所は港区や世田谷区などを中心とした都内や千葉市を中心とした千葉県において、皆様の問題解決に尽力いたしております。
会社設立でお困りの際は、お気軽に当事務所にご相談ください。
設立後の税務も承っております。
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